WEB/STORY「哀しき70’s Kids」ch.7
WEB/STORY「哀しき70’s Kids」ch.7 「1970年の思い出。そしてまたもや染谷からの告白」 『道をなくした者』クンの葉書については、蕪谷の家を訪問した数日後、さっそくヤマさんに報告した。 話を聞き終わったヤマさんは、おごそかに言った 「マー。それは、俺の鋭い勘によるとだ。それは、確かに、蕪谷だ」 & […]
WEB/STORY「哀しき70’s Kids」ch.7 「1970年の思い出。そしてまたもや染谷からの告白」 『道をなくした者』クンの葉書については、蕪谷の家を訪問した数日後、さっそくヤマさんに報告した。 話を聞き終わったヤマさんは、おごそかに言った 「マー。それは、俺の鋭い勘によるとだ。それは、確かに、蕪谷だ」 & […]
WEB/STORY「哀しき70’s Kids」ch.6 「すごいことが起こった。奇跡のようなこと。そして謎は深まる」 いやあ、暑くなったね、そろそろ梅雨も終りだ。すると夏がやってくる。ボーイズミーツガールズ、新たな出会いのシーズンがやってくるわけだ。 キミの夏も、そんな心踊る熱い夏になるといいね。心優しきDJの僕はいつもスタジオか […]
WEB/STORY「哀しき70’s Kids」ch.5 「そうだった。染谷は英語係だった」 次の日もそのまた次の日も雨だった。 謎の転校生、蕪谷樹一郎は未だ一度も学校に来ていない。 佐島は、ハッハッ、あの野郎、俺のことが怖くて学校に来れねえでやんの、ハッハッ、東京野郎はナヨナヨしててよ、モヤシ以下だわ、 […]
WEB/STORY「哀しき70’s Kids」ch.4 「優等生が幼なじみだと、困るんだ」 家に戻ると母親が、ヤマさんと真理ちゃんから電話があったよ、と告げた。 えっ? と思った。 ヤマさんはともかく坂下真理から電話とはめずらしい。 坂下真理。 幼なじみである。 chaper.3 &nb […]
WEB/STORY「哀しき70’s Kids」ch.3 「とってもイライラしているんだ。とっても」 …毎日じめじめとした梅雨空で、こういう季節は心まで沈んでしまうね。 そんな時は、そう、アメリカンベスト40を聞いてロスの青い空に思いを馳せてほしい。 今週もいよいよベスト3を残すのみとなった。 chapter.2 &n […]
WEB/STORY「哀しき70’s Kids」ch.2 「染谷美保はオレのことが好きなのか?」 家に帰るとすぐさま二階の自分の部屋に上がり、フスマを開け、机の前に座った。 結局今日も決まらなかった。 僕達のバンド、意気だけは盛んだけれど、いつもまとまらない。 & […]
完全オリジナル未発表小説 1975年。。 僕たちは、たったの中学3年生だった。。。 当時のヒットソングとともにお届けする青春群像。。。。 どうぞお楽しみください。 これから中学3年の頃のこと、西暦でいえば1975年の初夏から秋の終わりにかけて僕の周りで起きた出来事について記す。 いわゆる思い出話ってやつだ。 一人の男の子がいなくなり、一人の女の子がいなくなり、一人の女の子が死んだ、そ […]
感動おすすめ傑作本「遠いアメリカ」常盤新平「海辺で読みたい」第4話〜純文学の喫茶ロック〜 喫茶ロックと喫茶文学 「遠いアメリカ」常盤新平 1986 講談社 翻訳家でもある常盤新平に「遠いアメリカ」という小説があります。 直木賞を受賞した作品です。 […]